「21グラムのゆくえ」神戸ビエンナーレ2013




神戸ビエンナーレ2013の学生作品展に出展中の京都嵯峨芸術大学山本ゼミのレポートです。


神戸ビエンナーレは「メリケンパーク・神戸港エリア」「兵庫県立美術館・ミュージアムロードエリア」「三宮・元町エリア」の三会場にておこなわれており、学生作品展はその中の「メリケンパーク・神戸港エリア」のメリケンパークに配置されたコンテナの中で展示が行われています。



山本ゼミ、出品作のタイトルは「21グラムのゆくえ」です。

「人が死ぬと体重が21グラム減り、それが魂の重みではないかとアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガルは考えた。絵画を見たときの感動は、表面的な美しさよりも、画家の思念や魂と鑑賞者との目に見えない交流に起因するのではないか。それを物理的に表現する試み。絵画に込められた画家の画家の21グラムを再結晶化して咲かせる。」(神戸ビエンナーレHPより抜粋)



コンテナの中に展示されたそれぞれの学生の作品から、結晶が発生しています。この結晶は会期中も成長していくようですので、何度行っても新鮮な作品を見ることができると思います。
そして、すなわちそれが画家の21グラムが再結晶化された姿なのでしょう。

こちらは展示中の様子。みんな必死で作業しています。




会期は2013年10月29日までです!
皆様ぜひお立ち寄りください。




神戸ビエンナーレ2013
■名称 〜港で出合う芸術祭〜 神戸ビエンナーレ2013
■テーマ さく “saku”
■会期 2013年10月1日(火)〜12月1日(日)(62日間)
       ※「21グラムのゆくえ」の展示は10月29日までです。
■会場 メリケンパーク・神戸港エリア
   兵庫県立美術館・ミュージアムロードエリア
   三宮・元町エリア 他
■公式サイト http://www.kobe-biennale.jp/
■事務局ブログ http://kobebiennale.blog.eonet.jp/
13/10/03