油画研究室 教員および卒業生が多数参加する展覧会のお知らせです。

 

「韓日藝術通信」

会期:2016年6月17日(金)〜6月29日(水)
休館:6月27日(月)
時間:11:00 - 18:00
会場:京都嵯峨芸術大学 附属ギャラリー アートスペース嵯峨
〒616-8362 京都府京都市右京区嵯峨五島町1番地

オープニング・パーティー: 6月17日(金) 16:30-18:00

出展者:
PARK  JIN-MYUNG
PARK YOUNG-HAK
CHOI BOO-YUN
YUN DUK-SU
LEE WOO
CHOI MIN-GUN
KWON SOON-UK
CHOI KYU-RAK
KIM KI HWAN
KIM KIYOUNG

河村啓生
宮岡俊夫
中屋敷智生
宇野和幸
入佐美南子
寺岡海
三輪田めぐみ
倉山 裕昭
井上裕加里
山本直樹



韓日藝術通信
日本と韓国の芸術家たちが信頼して通じる

 芸術が持つ魅力とは、作品を通じて作家-観客または、作家-作家の関係が「交流」すること
にあります。その交流は、個人や団体の違いをのり超え、共にお互いを変貌することができる
きっかけになれば、さらに価値が増してきます。 

 辞書によると、交流とは、「異なる地域・組織・系統に属する人や文物が互いに行き来すること
(大辞林)」とあり、特に文化に関連した領域においては、お互いの利害関係ではなく、対等な
意味で使われているように思われます。つまり、これは"信頼を通じて"という意味も入っている
のではないでしょうか。

 今回の「韓日芸術通信」展は、韓国-清州の芸術文化同人seam(イズミ)と日本―京都の作家
たちとの作品展示です。経緯としては、seamが2015年韓国文化芸術委員会と忠北文化財団の
後援で海外ネットワークリサーチの調査事業のうち、A.S.K- Atelier Share Kyotoを訪問し、A.S.K
を中心とした京都の作家との関わりを通して、持続的な交流を約束した結果の作品展示になり
ます。
 
 この第一歩を踏み出すことにより、今後の芸術を通じて、日韓のお互いの信頼をもとに新たな
芸術創作の「交流」の契機になることでしょう。

16/06/07