××年8月19日晴れ スケッチ旅行にて
 「ジャーーー!」まるで蝉の声のシャワーを浴びているようだ。そして目前には燃え上がる炎のような緑の山々が迫っている。その梺の、カラカラに干上がった白茶けたあぜ道を、私たち二人は歩いていた。汗が止めどもなく吹き出てくる。そんな時、Yさんがつぶやいた言葉に、私は思わずはっとした。
 「やさしいね」
 「え、何が?」
 「山。空気」



大学HP<コミュニケーションー学びのヒント>より
07/05/14